2022年8月
2022年8月 · 2022/08/14
両親が眠る墓があるのは、よりによって丘陵地のテッペン特等席(?)。亡き父が湾を見下ろせるこの地を気に入り購入。タマネギ型の如意宝珠(にょいほうじゅ)を両手に乗せた大きな地蔵菩薩は父の化身。本人はさぞ見晴らしが良かろうと思いきや、(当たり前だが)まぶたは閉じたまま、、。勾配のキツイ墓参りは小生にはチト過酷。これもまた煩悩修行と言い聞かせ、いざ出陣。ウィスキー4ℓボトルに詰めた水を4本、供養花、バケツ、ウェスをカートに乗せて急な坂を息を切らし一歩、息を整えまた一歩。時折、キンキンの麦茶で水分補給、まるで登山でもしているかのよう。心臓が心もとない小生。墓苑であの世行きになったらシャレにならないと、ヨメちゃんがサポートに。己のけがれを落とすべく一心不乱に竿石をふきふき。ピカピカになって無事完了♪~。夕暮れ時。カナカナカナ~。ヒグラシの声がここちいい。『南無遍照金剛』合掌。
2022年8月 · 2022/08/07
甲子園。気仙沼の隣町、一関学院が延長11回サヨナラ打。センターからのバックホーム返球は微妙なクロスプレイ。キャッチャーミットとランナーの指先の間は数センチ。土ぼこり舞う中、球審は迷わず「セーフ!!!!」。勝利は紙一重。正直、勝てるとはまったく思ってなかった。大差をつけられて負けさえしなければ、そんな気持ちでいた。なにしろ相手はプロも注目する去年夏の4強投手を擁し、優勝候補と評される強豪校。時に下馬評をひっくり返す高校野球はこれだからおもしろい。気仙沼は宮城県だが地図を見ると岩手県に、かなりくい込んだ形になっているので地政学的に『宮手県』と言う人もいるほど。車で15分、岩手県一関市はすぐそこ。気仙沼には一関学院の通信制もあり、とても身近な関係。心情的には、宮城代表仙台育英より岩手代表一関学院の方に気持ちが入ってしまう。にしてもちょっとビックリしたのは一関学院応援スタンドからの中継アナウンサーが発した応援エール。「一関学院の毒バチ軍団が、、、」。ユニホームの肩ににある蜂は勤勉の証の校章。それをド、ドクバチとは。。。