気仙沼のふかひれ屋さん 気仙沼のふかひれ屋さん
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コハクチョウ

この時期、眼下の大川が俄然にぎやか。コォー、コォー、けたたましい鳴き声は朝の目覚まし代わりだ。。以前には、時に親子が連れ立ってパンくずをあげる微笑ましい姿や、時に白鳥をバックに写真を撮ったりする人たちがいたりと、そんな光景がよく見られていた。かく言う小生もその一人であったが。しかし2年前のこと、突然自治会から白鳥へエサをあげたり、むやみに近づいたりしないように。との”お達し”があり、直後には”禁止の立て看板”も設置された。なんでも川沿いの住民から市の方に苦情があったからだと言う。野鳥なので確かにエサやりについては賛否両論のあるところは理解しているものの、ちょっと残念な気持ちが無くも無い。

おそらく”つがい”だろう。9階からは結構な距離があるためあまり鮮明ではないが、足でブレーキをかけ、水しぶきを上げながら着水する様子は、さながら水上スキーのようで何度見ても面白い。

仕事に向かう前、下まで降りて仲むづましい様子をパチリ。アイコンタクトでも取っているかのように、お互いを気にかける様子が何とも言えず愛くるしい。

ぴったり寄り添う二羽。。『仲良きことは美しき哉』、武者小路実篤にて候。

近くの橋を隔てた所には別の家族がくつろいでいる。眺める小生に気づくと皆、こちらをめがけて一目散に寄ってきた。エサをもらえるであろう期待を裏切るのは忍びないので、、ゴメンと言い残して足早にその場を離れた。

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