伯父さん(父の兄)は登米市の福王寺僧正。先日、帰依一周忌の御香を添え、偲んだ。今は息子、小生とはいとこになる周英くんが跡目を立派に務めている。──生前、伯父さんに会うとハンを押したように必ず言われた、「ヨメは粗末にするな、大事にな。」、、ひも解けばそこには沢山の”幸福(しあわせ)の教え”が詰まっている。。手にする立派な数珠は伯父さんが生前手にしていたものを譲り受けた、言わば形見のようなもの。菩提樹の実108玉と緑翡翠(ひすい)の本式数珠。来年は三回忌、まぶたに浮かぶ伯父さんは、布袋様のように度量が広く誰からも慕われるような柔和な人であった。願いが叶うことなら、もう一度会いたいと切に思う。。合掌.南無遍照金剛.南無興教大師