恒例、4ℓボトルの水5本をカートに積み込みスタンバイ。かすかに見える遥か丘の墓を目指しイザ出陣。「エッサ、コラサ、ふぃ~。」長い長い坂を牛歩の如く一歩またいっぽ。途中、心拍アラートに異変を感じ、しばし給水小休止。亡き父がココ、高台の眺望が気に入り決めたものの当の本人は観れるわけではないと、少々恨み節。なんやかんやで無事、登頂。今回は久々、床面にデッキブラシをかけてピカピカに。2区画あるのでなかなか大変。交代しながら『ゴシゴシ、シュッシュッ。』父を模した地蔵様の方はと言えば黒ずみが取れないまま。とは言え、さすがに気持ち的にデッキブラシは当てられない。高圧洗浄機も考えたが顔面にブシュー!!!!!!!はいかがなものかと思案してしまう。作業も佳境、カナカナカナ....、ヒグラシが鳴く日暮れ時。時折そよぐ風が何とも心地いい。花を手向け、香を焚き、ゆらぐ煙の中、元気に暮らしていることを天界に居する両親に報告。─帰依合掌