40年余り前のこと。小生、東京での学生生活は新聞配達をしながら学校に通う苦学の新聞奨学生であった。ある時期、新聞の購読勧誘にと、映画鑑賞チケットを沢山持たされた。詳細は割愛するが、そのチケットを片手に毎週夕刊の無い日曜日、今は無き『新宿ロマン劇場』に足しげく通った。で、夢中になって何度も何度も観たのが『チャンプ』。この名作(と思っている)は、残念なことに公開後3週間ほどで打ち切りになった。最終上映日には粋にも(涙をぬぐう)ハンカチがお客さんたちに手渡されたことを覚えている。当時、同時期上映のダスティンホフマン主演で子役が人気の『クレイマー・クレイマー』と『ロッキー2』の2本が圧倒的に席巻、それで『チャンプ』は早々に終息した(と思われる)。その思い出の『チャンプ』、DVDがレンタルより安い94円でアマゾンから出品されたのを発見。久々に観たくなって即買い!。昔の映画だが時を経ても色あせない感涙作。ボクシングをテーマにしているが本筋はそこでは無い。哀しいヒューマンストーリーなので女性の方にも見て欲しい作品。余談ながら、父親役の名優ジョンボイトはアンジェリーナジョリーの実父。と、ここまで書いてハテ、そういえば『チャンプ』のことは3,4年ほど前にも書いたような書かないような。。。