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入院てん末回想記 Vol.8

8月22日。手術のために血液サラサラの薬を一旦ストップして10日になる。日が経つにつれ血栓が心配になってきたので持参した弾性ストッキングを着用。臨戦態勢が整ったところで育英の決勝戦をかぶりつきで満喫堪能。大会当初、大方の予想はダントツで大阪桐蔭の春夏連覇。が、どっこい下馬評をくつがえし育英が賜杯を手にした。今年の育英は傑出した選手がいるわけでもない。マスコミの前評判も決して高くはなく、むしろダークホース的な見方が多分。優勝の要因はどこに。素人考えだが、先進的なデータ分析に裏打ちされた采配がことごとく的中。豊富な投手陣をシーン適所に起用する見極め力、チームの運気力の3要素。選手が頑張ったのはもちろんだが、一番は須江監督が積み上げてきた、一貫緻密な分析野球が実を結んだ形かと。とにもかくにも、紫紺の大旗が宮城にやってきた。感動をありがとう!そして心からおめでとう!仙台育英学園高等学校。