国連のこと。日本が非常任理事国に12回目の当選とのことで喜んでいる。はたして浮かれて良い話だろうか。松野官房長官の談話、「今後も国連の機能強化に努めたい。」、「引き続き常任理事国入りを目指したい。」、、今や完全不全に陥っている国連の機能強化とはどう言ったことなのだろう。腹の底からそんなことを本当に思って言っているのだろうか。そもそも全く機能していない現状の中においての、この発言は意味不明で失言かと。安保理の常任理事国入りを果たすためには5ケ国すべての同意が最低条件であり、その中に合って中国が絶対的に阻止する表明を以前からしていることからして現実的とは到底言えない。ましてや、それにロシアも追随することは容易に想像できる。声高に言われる改革なんぞは拒否権を連発する中国、ロシアがおいしい椅子に居座っている限り夢物語なことは誰の目にも明らか。でもって、ついでを言えばお隣の反日アレルギー、韓国は異常なまでにヒステリック思想に駆られている。「依然として反省の態度が見られない戦犯国である日本が常任理事国になる資格は無い!」と。余談だがここはオラが町、気仙沼市出身、自民党の元防衛大臣である小野寺五典議員の名言に賛同したい。「韓国に対しては丁寧な無視をしているのが良い。」、、今の国連は解体無くして変革は無い。思想、価値観が全く異なり相容れることができない民主主義国家と全体主義国家が混在する安全保障理事会は百害あって一利無し。常任、非常任理事国制度は廃止して国連参加国の総意で何でも決められればスッキリして良いと思うのだが。今のグテーレス議長も悪の枢軸であるプーチンの顔色をうかがってばかりで実行力に欠け、情けない限り。日本は国連の中ではアメリカに次いで2番目に拠出金が多い。困窮に喘ぐ国民をよそに、血税を湯水のごとく注いでいる巨額な分担金。毎度、日本の拠出割合は15%以上。片や中国なんぞは2%台。ロシアにあっては1%台。この差は何なのだろか。しかも日本はいまだに敵国条項も削除されておらず冷遇され続けている。裏を返せば莫大な金だけ出して、時に中国とロシアの思惑に手を貸す結果になっている。と、感じるのは小生だけだろうか。総理をはじめ大臣も皆、官僚様のしたためた作文をつっかりながら棒読みする様を目にするにつけ辟易するばかり。政治屋の口癖は何かにつけ、「全力で!取り組む所存であります。、、、」、語彙の低さには気が萎える。第二次大戦戦勝国特権の国際連合は、もはや体を成しておらず手に負えない深刻かつ末期な状況。日本は「非常任理事国当選バンザイ!」ではなく、ここは一念奮起して紛争、戦争、人権抑圧の防止と阻止を目的とし、達成維持の手立てを講じ、更には罰則を設け。そして絶対強固な権限を持たせた新たな国際司法裁判所を併設させるべく国連とは別の枠組み『国際平和連盟』の創設を提唱したらどうかと真剣に思う昨今。そこには無用の長物である常任、非常任理事国などは無論存在しない「fantastic!」