同級生、菅原孝治くんの手作り感あふれる可愛い店。地元気仙沼でも知る人ぞ知る、超見つけにくい裏路地にひっそりとたたずんでいる。彼ひとりで焼き上げる無添加のパンは15種類ほど。結構な人気店で午後早々になるとほとんど売り切れてしまう。素朴で優しい味わいは彼の人柄がにじみ出ているよう。この店、実は日本で唯一(?)であろう、パンの無人販売の店。店内はふたりも入れば満員御礼という秘密基地のようなディープな空間。カウンターは懐かしい昭和の足踏ミシン。そこには電卓とお金を入れるブリキ缶が。パンを買う人は自分で計算してお金を入れていく。そして買ったパンの個数分のハンコを、添えてあるポイントカードにこれまたお客さん自身が押していく。カードにハンがたまったら好きなパンをひとつ、自分で交換する。監視カメラは一応あるが、そんなものは無くともお客さんは皆、孝治くんの人間性を知っているので悪いことをする輩はいない(ハズ)。11年前の東日本大震災の時には彼自分も被災したのに損得関係なく皆さんにパンを連日振舞い続けていた。小生にはとてもマネができない、と言うか人間の出来がそもそも違う。陰ながら応援し続けたい”こうじくんのパン屋”。で、主(あるじ)のこうじくんは店を置いてどこにいるのか、それはと言うと、、、シークレット ♪